株式会社角川書店、米Ticketmaster Online-CitySearch,Inc.(TMCS)、JCB、住友商事、トランス・コスモス、主婦の友社の6社は、地域ポータルサイトを運営する新会社「ウォーカープラス・ドット・コム」を設立したと発表した。
現在の資本金は16億円。5月中旬までに第三者割り当て増資し、30億円にする予定。増資後の持ち株比率は、角川書店66%、TMCS10%、JCB10%、住友商事7%、トランス・コスモス5%、主婦の友社2%。このほかにも現在出資を検討中の会社があるが、その場合は角川書店の保有株式を割り当てるという。
ウォーカープラス・ドット・コムでは、角川書店の地域情報誌「Walker」や主婦の友社の生活関連誌の情報をベースとし、各地域ごとにエンターテイメント情報やレストラン情報、コミュニティ、チケット販売などを提供する。オンラインチケット販売に関しては、全米で80%のシェアを誇るというTMCSのシステムを利用する。なお、WWW上だけでなく、メール配信も行なう予定だ。
まずは6月に観光スポットとして人気の高い横浜の情報から開始し、10月をめどに東京、大阪、神戸の情報を開始する。2001年3月をめどに、北海道、千葉、東海、九州を開始し、以降3カ月ごとに一地区をオープンする予定としている。
(2000/4/6)
[Reported by junko@impress.co.jp]