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http://www.rsasecurity.com/news/pr/000406-2.html
米RSA Securityと米Liberate Technologiesは、提携を発表し、Liberate Technologiesの製品の中にRSAの暗号化ソフト「RSA BSAFE」を導入し、同社の提供する双方向テレビ用ソフトウェアに暗号化機能を設けることを明らかにした。また、BSAFEのほかにも、RSAの保有する暗号の基盤技術をLiberate のソフトウェア群に組み込むことができるようにするという。
Liberate Technologiesは、テレビ用のSTBやゲーム端末といったインターネット情報端末にコンテンツを配信するためのソフトウェア群を開発している企業。同社にはAmerica Online(AOL)、Comcast、General Instrument、Lucent、Netscape、Nintendo、Oracle、Sega、Sony、Sun Microsystemsなどが出資している。
Liberate TechnologiesのCTO、Steve Weinstein氏は「双方向テレビがマスマーケットに普及するには、双方向テレビ上で行なわれるすべての通信やトランザクションの機密が保たれていることを一般消費者が確信する必要がある」と今回の発表の意義を説明した。
(2000/4/10)
[Reported by taiga@scientist.com]