■URL
http://www.mpt.go.jp/pressrelease/japanese/denki/000331j604.html
郵政省の「電気通信番号に関する研究会」は、今後の電話番号体系のあり方に関する報告書案をまとめ、Web上で公開した。IP電話の番号体系についても言及されており、固定電話と同様の識別番号を導入すべきだとしている。
報告書案によると、地理的な識別が必要で品質が既存の固定電話と同等などの条件にあてはまる「固定電話相当のIP電話」を「カテゴリA」と分類。これについては、0で始まる固定電話と同様の番号体系が適当であるとしている。携帯電話やPHSについても同様に、それらの代替となるようなIP電話については090、070の割当が適当だとしている。一方、カテゴリA以外のIP電話については、番号からIP電話と識別できるように既存の番号体系とは別の番号を割り当てるのが適当だとしている。
郵政省では、報告書案に対する一般からの意見を21日まで募集し、最終的な報告書をとりまとめる予定だ。
(2000/4/10)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]