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■URL
http://www.inktomi.com/new/press/gen3.html
米Inktomiは11日、次世代のサーチエンジンアーキテクチャー「GEN3」を発表した。現在のInktomiサーチエンジンは、約5億ページを対象としてインデックスしているが、このGEN3では10億ページ以上をカバーできるという。
従来からのInktomiのサーチエンジンは、高速回線で接続した複数のワークステーションを並列に動作させて、あたかも一つの強力なコンピュータとして動作させる「Inktomi Coupled Cluster」技術と、コンテンツを人間のものの考え方に従って分類し、リンクの関連性を調べていくという「Inktomi Concept Induction」技術の2つに基づいている。次世代サーチエンジンGEN3は、この既存の技術の上に構築され、さらに新しいワークステーションをつないでもパフォーマンスが落ちないように設計されている。
InktomiとNEC Research Instituteが今年1月に行なった調査によれば、現在、Web全体の大きさは10億ページ以上とされている。Inktomiでは、10億ページ以上をカバーできるGEN3と、既存の技術を組み合わせることで、最高の検索結果を提供することを目指すという。
現在Inktomiのサーチエンジンをライセンスしている企業には、America Online(AOL)、Goto.com、HotBot、NTT、Yahoo!などが含まれている。GEN3は今年5月に配備される予定だ。
(2000/4/12)
[Reported by taiga@scientist.com]