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大手携帯電話メーカーの米Motorola、スウェーデンのEricsson、およびフィンランドのNokiaの3社は11日、モバイルECの共通フレームワークを共同開発すると発表した。3社は、電気通信会社や金融、IS/IT業界へも参加するよう呼びかけていく。
3社では、信頼性の高いモバイルECに向けて、既存、または新たな標準技術を用いて、オープンなプラットフォームを開発する。WAPのセキュリティ層である「Wireless Transport Layer Security(WTLS)」や「Wireless Identification Module(WIM)」、「公開鍵インフラ(PKI)」などを基盤技術として開発を進めるとのこと。この技術が、数年以内にモバイル機器の標準技術として実装されうる、セキュリティ技術や支払いサービスの共通フレームワークとなることを目指すという。
このフレームワークについては、技術的な詳細を5月末までにWebサイトで公開する。関連業界からの意見をフィードバックし、今夏までにフレームワークを策定する予定だ。
(2000/4/12)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net / yuy@ibm.net]