INTERNET Watch Title Click

【業界動向】

J-COMとタイタスが合併の可能性

 ジュピターテレコム(J-COM)とタイタス・コミュニケーションズの主要株主間で、両社の合併に向けた交渉に入っていることが明らかになった。2社はインターネットサービスも本格的に展開しており、国内に巨大なCATVインターネットプロバイダーが生まれる可能性も出てきた。

 J-COMは関東、関西、九州などに21のCATV局を傘下に持つ、CATVの国内最大手。住友商事がが60%、AT&T子会社のリバティメディアが40%出資している。現在、58万世帯のテレビ放送加入者と、2万世帯のインターネット加入者がある。一方、タイタスは関東と北海道の7局でサービスを展開する国内第2位のCATV運営会社。現在、9万2,000世帯のテレビ放送加入者と、2万2,000世帯のインターネット加入者を抱えている。つい先日、Microsoftが60%を保有する筆頭株主になったほか、伊藤忠商事と東芝がそれぞれ20%を出資している。

(2000/4/14)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


INTERNET Watchホームページ

ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp