サン・マイクロシステムズ株式会社は、企業の「ドット・コム化」を支援するプログラム「iForce イニシアティブ」を日本国内で導入すると発表した。iForceは、製造、組立、流通など各分野のビジネスにおいてインターネットを利用しようという同社の戦略「ドット・コム・プログラム」に基づいたもので、新興企業から大企業までを対象に、ネットワーク製品やサービス、ソリューションを包括的にまとめて提供する。
サンでは、東京用賀のサン本社内に、顧客企業に新しいシステムを開発する研究室/環境を提供する「iForce Ready Center Tokyo」を開設する。ここでは、サンのソリューション製品群や設備が設置されており、専任のエンジニアとともにシステムを検証できるという。
また、顧客会社側の施設に「iForce Ready Center」と同様の環境を設置する「Partner iForce Ready Center」も提供する。現在、NEC東芝情報システム、NTTデータ、日立ソフトウェアエンジニアリングの3社がPartner iForce Ready Centerの設置を予定しているとのこと。
なお、米Sun Microsystemsでは、3月に「iForce Initiative」の開始を発表しており、iForceパートナー企業へのマーケット進出支援として、3億ドルを投資するとしている。
(2000/4/17)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]