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http://www.bcg.com/new_ideas/new_ideas_subpage1.asp
米Boston Consulting Groupは14日、米オンライン小売業者の団体Shop.orgの依頼により実施した消費者向けEC市場についての調査報告を発表した。同調査は、オンライン小売業者412社を対象に実施。同報告によると、1999年の消費者向けEC市場の売上高は前年から120％増の331億ドルで、小売市場全体の1.4％を占めた。2000年には、同市場は前年から85％増の610億ドルに拡大する見込み。
同報告によると、消費者向けEC市場の拡大は、インターネット人口の増加、オフライン小売業者のオンライン進出、新しいビジネスモデルの出現などに牽引されている。また、競売業者、購入グループ、消費者へ直接販売を行うメーカーや流通業者が台頭し、1999年にはオンライン小売市場全体の35％を占めた。
1999年の売上高を商品分野別に見ると、旅行、コンピューターのハードウェアとソフトウェア、株式売買、蒐集品などが好調で、市場全体の70％を占めた。成長率では、自動車 (2,300％)が第1位で、玩具 (440％)、医療と美容品 (780％)も指数関数的に増加した。
2000年末には、コンピューターや書籍、音楽とビデオなどが成長し、それぞれ小売市場全体の10％以上を占めるようになる。複数の流通経路を持つ業者やオフラインのみの小売業者は、売上高の減少に対応して、店舗数または規模を縮小しなければならなくなるだろうと警告している。
(2000/4/18)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net]