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【業界動向】

Software.com社長が来日会見、「無線アクセスでは日本が世界トップ」

■URL
http://www.software.com/

 サービスプロバイダー向けにメッセージングソリューションを提供するSoftware.com社長のJohn MacFarlane氏が、日本法人新社長就任に伴い米国本社より来日、記者会見を行なった。

 John MacFarlane氏は「Software.comは現在世界で75%以上のシェアを持っている。日本市場はそのなかで約15%に上るが、さらに需要が高まっている」と発言。また「携帯電話を利用した無線アクセスは日本が世界のトップであり、世界のサービスプロバイダーが日本に注目している」と述べ、日本市場に本格的に力を入れていくと表明した。具体的には、同社の主力製品である大規模サービス対応のメッセージングサーバーソフト「InterMail」を、iモード対応も含めて日本市場に向けた形で提供するという。

左が保阪氏、右がJohn MacFarlane氏
 日本法人の新社長である保阪武男氏は、「これまではセールスリクエストに追いついていない面もあったので、まずはそこから解消していきたい。日本は世界でももっとも早くIMT2000(次世代移動通信システム)に対応するので、そこに合わせた製品の開発も行ない、日本から世界に向けた製品提供も目指したい」と語った。

 Software.comの顧客対象は主にISPや通信系企業で、日本ではすでにKDDと日本テレコムがSoftware.com製品の導入を決定している。他にも十数社が予定・検討中で、2000年度の売上げは10億円前後を目指す。

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(2000/4/18)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]


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