株式会社トラベルナウ・インターナショナルは、5月より海外旅行にいく日本人向けに、ホテルや航空券の予約、レンタカー予約、海外劇場チケット、海外旅行障害保険などをオンライン販売すると発表した。一部、国内のホテルも扱う予定。セーバー社のGDS(Global Distribution System)を利用し、世界6,300都市、3万件のホテルと全世界500社の航空会社、レンタカー会社などとダイレクトに在庫確認・予約が行なえるという。インターネット上での旅行代理店をめざす。
これは、すでに米国で同様のサービスを行なっているトラベルナウ・ドット・コムと提携して行なうもの。トラベルナウ・ドット・コムでは'99年2月から7月までの6カ月間で8倍の成長を遂げており、現在1日の予約件数は1,300にのぼり、1日の売り上げが平均3,000万円という。在庫を持たない保険や旅行チケットなどの販売は、インターネットでのビジネスに向いていると語る。
トラベルナウ・インターナショナルでは、米国サービスの日本語化を行なうとともに、日本向けにあったサービスを提供していく。日本ではオンラインでのクレジットカード利用が慎重であることから、キャンセルの際の払い戻しなど、クレジットカードでの支払いトラブルを保護するための保険なども外資系の保険会社と進めているという。なお、海外旅行傷害保険については、国内の損保と提携する予定で、現在交渉中としている。
(2000/4/19)
[Reported by junko@impress.co.jp]