■URL
http://www.e-mail2000.org/
電子メールやショートメッセージメール、チャットなどの電子的なコミュニケーションをテーマとしたイベント「e-mail 2000」が8月24~26日まで、東京池袋のサンシャインシティで開催される。主催は、日刊工業新聞とe-mail2000実行会。郵政省が後援し、CALS推進協議会が協力する。
「e-mail 2000」はシンポジウムと展示会で構成される。シンポジウムは、電子メールの利用法や利用技術、メール端末やメールソフト、セキュリティやプライバシーなどについて予定。展示会は、iモードやWAPなどのサービスを紹介する「携帯電話・モバイルゾーン」、メールソフト、グループウェア、メールのウイルススキャンソフト、メールマガジンなどを紹介する「ソフトウェア・サービスゾーン」など中心に、4つのゾーンに分けて行なわれる。このほかに、メールマガジンシンポジウムや、携帯電話のメール機能を使ったモバイルオリエンテーリング、携帯電話でメールを使うTipsセミナーなどのイベントも予定している。
初日の8月24日には、郵政省が挨拶するほか、基調講演、特別講演、招待後援、パネルディスカッションが予定されている。特別講演には、このイベントの実行委員長でもある中央大学の辻井重男氏が「デジタルコミュニケーションにおける暗号化の現状と課題」をテーマに語る予定。
現在、参加企業を募集中。5月1日~31日まで申し込みを受け付ける。出展料は、小コマ16万円~。物品などの即売も可能だ。出展者数は30社から50社程度、来場者数5万人程度を見込む。幹事長の手塚氏潤治氏は「あえてこの時期を選んだのは、夏休み中で学生の参加者が見込めるから。中学生、高校生、大学生、若いOLをターゲットに、街に買い物に出かけたついでに入ってくるようなフレンドリーなイベントを目指す」と語った。
(2000/4/20)
[Reported by junko@impress.co.jp]