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【サービス】

大和総研と日本電気、オンライン証券会社向けのサービス会社を共同設立へ

■URL
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/0004/2401.html
http://www.dir.co.jp/Reception/ipd/webbroker.html

田中榮 DIR代表取締役社長兼CEO(左)
西垣浩司 NEC代表取締役社長
 大和総研(DIR)と日本電気(NEC)は24日、インターネットを使ったオンライントレードを行なう証券会社向けにコンサルティングからアプリケーションサービス、システム構築、運用代行までをトータルソリューションとして提供する共同出資会社「アーシュドットコム(仮称)」を5月下旬に設立することで合意したと発表した。

 新会社の資本金は4億9,000万円で、DIRとNECが45%ずつ出資し、ITベンダが残り10%を出資する予定。正式設立を前に、新会社設立準備委員会を4月24日から発足させた。事業開始は本年10月初旬としている。

 DIRでは、年内にオンライントレードに参入する企業数は60社程度に達すると予想しており、口座数は3月末時点の約80万口座から2000年末に220万口座、2003年までには500~600万口座に達するとみている。そのようななかで、競争激化によるサービスの向上、急激な口座数の伸びに耐えられるインフラの構築がオンライン証券会社の重要な課題となり、これを解決するために新会社を設立したという。

 すでに、オンライン証券会社数十社が利用しているDIRのインターネット証券トレードシステム「WeBBrokerII」の実績と、NECの金融ソリューションや技術を互いに活用し、初年度で年間5兆円の取り引きを見込むとしている。

(2000/4/24)

[Reported by betsui@impress.co.jp]


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