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【業界動向】

公共料金の払い込み、インターネットでいつでも可能に

■URL
http://plaza9.mbn.or.jp/~sbank/index.htm

 電気、ガス、電話などの公共料金をインターネットや電話を通じて納入できるサービスを実現するため、「日本マルチペイメントネットワーク推進協議会(仮称)」が設立される。東京電力、東京ガス、NTT、NTTドコモ、日本放送協会などの収納企業、あさひ銀行、さくら銀行、富士銀行などの金融機関、NTTデータ、マイクロソフトなどのシステムベンダー、郵政省などが参加を予定している。

 従来、公共料金を支払うには、口座振替を使う場合を除いて、利用者が収納企業の窓口や金融機関、コンビニエンスストアなどに出向く必要があった。また、収納企業では入金額と請求データの照合作業など多大な事務処理が発生していたほか、金融機関にとても事務処理が大きな負担となっていた。日本マルチペイメントネットワーク推進協議会では、収納企業と金融機関をネットワークで結び、支払いの通知などをオンラインで即時にやりとりできるようにする。一方、利用者に対しては、金融機関の提供するインターネットバンキングやテレフォンバンキングなどを通じて、24時間いつでも公共料金が払い込めるようにする。

 設立総会が5月11日に開催される予定で、上記URLで企業の参加申し込みを受け付けている。その後、年内から2001年にかけてシステムの仕様や運用方法などを検討し、2001年10月にも個別運用を開始、2002年4月以降の本格運用を目指す。

(2000/4/24)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp / Katsusige NotMe / ROKO]


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