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電話・FAX・電子メールの統合メッセージボックスを提供するHotVoice Communications Internationalは24日、同社のサービスを世界中でも利用できるように20カ国にアクセスポイントを設けたことを発表した。その中には日本の東京も含まれている。利用の仕方によっては大幅に国際通話料金を節約できそうだ。
HotVoiceに無料のメンバー登録すると、生涯にわたって使えるメールボックスが与えられる。このメールボックスには番号がついており、ボイスメール(留守番電話)やFAXなどを一つのメールボックスで受信し、管理することができる。もし米国にいる友人にボイスメールを残そうと思えば、東京のアクセスポイントの電話番号に電話をかけ、アナウンスに従って相手のメールボックス番号を入力し、メッセージを残せばよい。米国の友人は米国にある地元の電話番号を使って(あるいはインターネット上から)メッセージを聞くことができる。
今回アクセスポイントが設けられたのは東京以外にはブラジル、カナダ、中国、ドイツ、香港、インド、インドネシア、イスラエル、イタリア、マレーシア、ノルウェー、シンガポール、台湾、UAE、英国となっている。HotVoiceでは今年6月までにさらに50カ国にアクセスポイントを設けたいと考えている。
注意すべき点として、日本からこのサービスを東京の電話番号を利用する場合、無料サービスでは月に10回までしか利用できない。それ以上利用したい場合は有料サービスに移行することになる。
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(2000/4/25)
[Reported by taiga@scientist.com]