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インターネットオークションサービスのオンセール株式会社は、入金トラブルや配送トラブルを防ぐ「安心取引機能」を導入した消費者間(CtoC)オークションサービスを4月26日から開始すると発表した。また、ニフティ、JCB、JALカードらとの間でオークションシステムの提供などに関して業務提携を結んだことも発表した。
インターネット上のCtoCオークションに関しては、「お金を払ったのに商品が送られてこない」といった詐欺行為が問題になっている。オンセールでは、1999年6月からBtoCのオークションを開始していたが、今回、安全に取引できるしくみを導入した上で、CtoCオークションへ参入する。この「安心取引機能」は、代金と商品の受け渡しを仲介するという所謂「エスクローサービス」。オンセール側で入金/配送を確認するほか、出品者に対する代金の支払いも行なう。落札者側は、最短3営業日で商品を受け取れ、出品者側は、最短2営業日で代金受け取ることができるという。また、この安心取引を利用した場合、クレジットカード決済のほか、コンビニ振込、郵便局振込、銀行振込を利用できる。なお、安心取引を利用する場合は、落札者側で落札価格の4%程度の手数料が必要だが、サービス開始後3カ月は無料で提供する。ほかには、規約違反商品や不適切な出品の監視を行う「Webパトロール」も行なう。ここでは、24時間体制でサイトを監視し、該当する出品物が合った場合は、出品者、入札者双方に連絡し取引を中止してもらうとのこと。
また、オンセールでは、ニフティ、JCB、JALカード、UCカード、アプラスの5社と業務提携し、各企業の会員向けにオークションサービスを提供する。ここでは、例えば、JCBカード会員にはJCBで落札すると3%キャッシュバックをしたり、JALカードを利用するとマイルがたまるといった特典が用意される。
(2000/4/25)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]