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http://www.yourbrain.co.jp/shukei03.htm
コンサルティング会社のユア・ブレインは26日、「検索エンジン利用に関する意識調査」の結果をまとめた。
これによると、ユーザーがもっともよく利用している検索エンジンについて、その理由を尋ねる質問では、「検索結果の情報量が多い」(30.4%)、「目的のページを見つけやすい」(20.3%)といった項目が上位に入ったのに対し、「無料電子メールなどコミュニティ機能が充実している」(1.4%)、「生活・実用情報サービスが充実している」(0.8%)、「パーソナライズ機能がある」(0.4%)などを選んだユーザーは少数に止まった。なお、「ディレクトリ・サービスが充実している」(0.4%)が意外に少なく、キーワード検索重視の傾向が強いことも明らかになった。
さらに、今後、検索エンジンに望むことを尋ねる質問では、「情報の追加・更新を早める」(43.9%)、「情報量を増やす」(41.5%)、「情報量を絞って質を向上させる」(38.4%)、「検索スピードを早くする」(33.9%)などの項目が上位に。これに対し、「検索以外のサービスの充実」は4.7%に止まり、多くのユーザーは検索エンジンに対して本来の“検索機能”の強化を望んでいるとしている。
調査は、同社Webサイトを通じて3月30日か4月13日まで実施され、2,502人からの回答を得た。このほか、ホームページを探す際によく使う方法や、よく利用する検索サイトなどについても結果がまとめられている。なお、検索エンジンでよく入力するキーワードは「懸賞」が最も多かく挙げられたという。
(2000/4/26)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]