■URL
http://www.famitsu.com/index.html
エンターブレインの取締役一同。向かって右から3人目が濱村弘一氏、その左が大川功氏
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同社は従来の「ファミ通」など出版中心事業に加え、映像やデータ配信といったペーパーレスコンテンツへの参入を表明し、すでにiモード版・Web版の「ファミ通.com」を開始している。また地上波、CSのテレビ番組もそれぞれ提供中で、衛星時代に向け映像コンテンツに一層力を入れていくという。
エンターブレイン社長の濱村弘一氏は「現在ファミ通.comのiモード会員は5万人、Web版はキャンペーンで約30万人の応募者を集め、順調なスタートと言える。ゲームやPCゲームなど雑誌で一番となったものはいくつもあるが、デジタルコンテンツでも一番のものを作っていきたい」と述べ、新事業へ意欲的な姿勢を示した。また非常勤取締役のCSK・大川功会長は、「アスキーに出資した時から、ここ(エンターブレイン)は経営をきちっとした形で早く独立させたいと考えていた。CSKはソリューションや経営の面でバックアップしていきたい」と語った。
同社では初年度から売上高200億円、経営利益13億円を見込んでおり、来年3月決算時での株式市場上場を狙う。
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(2000/4/28)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]