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【電子商取引】

ローソン、コンビニ決済サービスを拡大

■URL
http://www.econ.ne.jp/

 ローソンは、同社が2月より提供しているオンラインショッピング向けのコンビニ決済サービス「econtext」の本格的なサービス提供に乗り出す。店頭での商品受け渡しを開始するほか、利用できるオンラインショップも増やしていく。

 econtextは、ローソンがデジタルガレージ、東洋情報システムと共同で開発したコンビニ決済/物流のプラットフォームで、現在、ローソンの運営する「@LAWSON」、デジタルガレージの運営する「WebNation」が対応。これらの買い物の代金を、ローソンの店頭で現金で支払えるようになっていた。これを5月末までに、支払いだけでなく、商品の受け取りも店頭で行なえるようにする。また、現金に加えて、店頭でのクレジットカード払いにも対応する。

 econtextが利用できる提携オンラインショップについては、現在、100社程度が導入を希望しているという。このうちソフマップ、NTTコミュニケーションズ、楽天、JR東日本、@niftyがすでに条件面での調整に入っているとしており、6月から8月にかけてecontextに対応する見込みだ。

 ローソンは現在、全国に約7,400店舗あり、コンビニエンスストアチェーンでは唯一47都道府県をカバーしている。従来は大きな負担となっていた全国ネットワークが、オンラインショッピング向けのプラットフォームとして大きなアドバンテージになるとして、econtextのサービス拡大を図る方針だ。

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(2000/5/10)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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