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【業界動向】

米Microsoftや米IBMなど、Webサービス連携プロトコル「SOAP」をW3Cに提出

■URL
http://www.w3.org/TR/SOAP/
http://www.microsoft.com/presspass/press/2000/May00/SoapW3CPR.asp

 米Microsoftや米IBMなど11社は9日、新しいプロトコル「Simple Object Access Protocol(SOAP)1.1」をW3Cに提出したと発表した。SOAPは、XMLを利用して、インターネット上のアプリケーションやサービスの連携を図るための相互運用プロトコル。

 SOPAは、米UserLand、米Microsoftおよび米Developmentorが1998年4月に開発を始めた。インターネットに接続したソフトウェア同士が、直接相互作用するための共通的な枠組みを提供し、インターネット上のサービスを集約・統合できるという。また、WindowsやMacintosh、Linuxなど、主なOS上のプログラミング環境やスクリプティング環境に対応可能とのこと。

 今回、SOAP仕様を提出したのは、UserLand Software、Ariba、Commerce One、Compaq Computer Corporation、Developmentor、Hewlett-Packard、IBM、IONA Technologies、Lotus Development、Microsoft、SAPの11社。11社はW3Cに対し、同仕様を標準化するためのワーキンググループを設置することも提案している。

(2000/5/10)

[Reported by etoh@nakajima-gumi.net / yuy@ibm.net]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp