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http://www.digiscents.com/inside/news/releases/05162000.stm?id_news_pr
インターネットを通して送られるデジタル信号によって、手元のパソコンで香りを合成して匂いを発生する装置を開発したカリフォルニアのDigiScentsは16日、米Procter&Gamble(P&G)と研究開発分野で提携したことを発表した。
提携の詳細までは明らかにされていないが、この提携によってDigiScentsは、P&Gの研究開発力や研究のノウハウ、手法を利用できるようになる。新興企業のDigiScentsにとって、長年一般消費者向けの商品開発に携わってきたP&Gのノウハウを生かすことができるメリットは非常に大きいと言える。DigiScentsの技術は、ゲーム、映画、音楽、広告など、一般消費者向けの応用が検討されているからだ。
また、P&Gにとっても「この提携によって、我々は新興のインターネット技術の最先端に立ち続けることができる」(P&Gの双方向技術部長Rich Kiley氏)と、メリットは大きい。
(2000/5/17)
[Reported by taiga@scientist.com]