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■URL
http://www.realnetworks.com/company/pressroom/pr/2000/realsystem8.html
http://www.realnetworks.com/company/pressroom/pr/2000/intel.html
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/in052400.htm
米RealNetworksは24日、ストリーミング・メディア配信システムの新版「RealSystem 8」を発表した。
RealSystem 8は、配信サーバー「RealServer 8」、エンコーダー「RealProducer 8」、再生用クライアント「RealPlayer」から構成される。現在、RealProducer 8のベータ版とRealServer 8のプレビュー版が、同社サイトで提供されている。製品版は2000年後半にリリースされる予定だ。
RealSystem 8は、インターネット用のメディアを制作、配信、閲覧するためのシステム。新版では、ストリーミングMP3形式にネイティブ対応するほか、Flash 4など40種類以上のメディア形式に対応する。また、米Princeton Video Image社の技術「iPoint」が組み込まれ、ビデオの中に広告や双方向プログラムを挿入することができる。ほかには、3D映像を1/20に圧縮して配信する技術「RichFX」も組み込まれている。
また、RealNetworksと米Intelが共同開発したビデオ配信システム「RealVideo 8」が組み込まれており、ダイアルアップ接続ではフルスクリーンのビデオを、数100kbpsの高速接続ではVHS並の画質で、1Mbpsの広帯域接続ではDVDに近い画質で動画を配信できるという。「RealVideo」は、RealProducer とRealServerの双方に組み込まれており、今後、前バージョンのRealSystem 7にも対応する予定。
RealSystem 8については、米Adobeや米Akamai、米Hewlett Packard、米iBEAM、米IBM、米Intel、米Macromedia、米Sun Microsystemsなどが対応を表明している。また、200社以上のベンダーが、対応するアプリケーションを開発だという。
(2000/5/25)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net]