|
|
■URL
http://www.netlock.co.jp/
http://www.netlock.com/
ネットロックテクノロジージャパンは1日、ネットワークセキュリティソフト「NetLOCK Version 3.0J」を20日から発売すると発表した。エンド・ツー・エンドのセキュリティを実現するとともに、IPSec規格にも準拠している。
NetLOCKは、端末用ソフト「NetLOCK Agent」と、管理者用ソフト「NetLOCK Manager」の2つのコンポーネントで構成される。AgentはWindows、UNIX、Mac OS、NetWareなどに対応。これら複数のOSが混在するネットワークでも、セキュリティポリシーの設定・管理がManagerで一元的に行なえるようになっている。端末レベルでアクセス制御や暗号化通信を行なうため、インターネットやWAN上だけでなく、ファイアウォール内の通信についてもエンド・ツー・エンドのセキュリティを実現するとしている。このほか、Agentが未対応の端末を保護する「NetLOCK Gateway」、セキュリティ状況を監視する「NetLOCK Auditor」がオプションとして用意されている。価格は、Agentが1万3,200円～、Managerが47万6,000円～、Gatewayが39万6,000円、Auditorが26万4,000円。このほか、導入Agent数の10～20％が保守・サポート料として必要となる。
NetLOCKは、もともとは米国家安全保障局が'90年に開発を開始したネットワークセキュリティソフトで、'93年にはNATOにも導入。その後、民間に開放され、'99年に設立されたNetlock Technologies社が現在まで開発を引き継いでいる。なお、Netlock Technologies社は1日、セキュリティサービス事業でSAP社、Andersen Consulting社と提携することを発表した。「mySAP.com」を利用した、NetLOCKのASPシステムを開発するとしている。
(2000/6/1)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]