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株式会社セゾン情報システムズは、パスワード生成器などを使わないインターネット向けのワンタイム認証サーバー「Invisible Key」の販売を開始した。価格は、100ユーザー(最小)で500,000円~。
ワンタイムパスワードは、一度限りのパスワードを使って認証するため、パスワードの盗聴悪用を回避できるメリットがあるが、従来のワンタイムパスワードはパスワードを生成するための端末や、クライアント側に専用のソフトウェアを必要とするものほとんど。今回の「Invisible Key」は、端末や専用ソフトなどは必要なく、Javaが動作するWWWブラウザーのみで利用できる。WWW上からあらかじめ割り当てられたIDとパスワードを入力すると、自動的にパスワードが暗号化され、認証サーバーに接続する。
セゾン情報システムズでは、今後3年間でワンタイムパスワード市場の10%のシェアを狙う。なお、今後はiモードなどの携帯電話にも対応していく方針だ。
(2000/6/1)
[Reported by junko@impress.co.jp]