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http://www.hp.com/pressrel/jun00/02jun00.htm
マサチューセッツ工科大学(MIT)と米Hewlett-Packard(HP)は2日、「デジタル情報をどのように創造し、扱うのか」というテーマに関して5年間にわたって2,500万ドルを費やして共同研究を行なうと発表した。
この共同研究では、新しいアーキテクチャー、デバイス、大量の情報を扱うためのユーザーインターフェイス、さらにはEコマース、教育などの分野で利用できるサービスを研究する予定。研究プロジェクトは、MITのコンピュータサイエンス研究所、人工知能研究所、メディアラボ、スローンビジネススクール内のeBusiness@MITなどで行なわれる。
HPとMITの関係は深く、HPは、1月にMITがEビジネスを研究する拠点eBusiness@MITを創設する際にスポンサーとなったほか、3月にはMITの図書館と共同で学術論文を扱うデジタルアーカイブの開発に出資している。
また、現在のHPのCEOであるCarly Fiorina氏はMITのスローンビジネススクール卒業生で、HPの共同創業者の一人Bill Hewlett氏はMITから電気工学で修士号を取得している
(2000/6/5)
[Reported by taiga@scientist.com]