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http://www.lucent.com/press/0600/000605.nsd.html
米Lucent Technologiesは5日、米IBM、米Sun Microsystemsおよび米EMCの各社とそれぞれ提携し、「CyberCarrier」と呼ばれる広帯域通信サービス事業者向けにインフラを提供すると発表した。これにより、サービス事業者がコンテンツやアプリケーション、サービスを高速に配信できるようになるという。
CyberCarrierとは、ASPやISP、Webホスティング会社向けに、高速ネットワークやデータセンターを提供するサービス事業者のこと。今後3年間で、専門サービスやデータセンター、ネットワークインフラの構築に1,330億ドルを費やすと見込まれている。
このような巨大市場に向けて、Lucentは3社と協力して、ソフトウェアやサーバー、記憶装置、ネットワーク製品を提供していく。さらに、Lucentは、これら複数のベンダーが提供する製品の認定を行ない、CyberCarrierがサービスを迅速に投入できるようにする。
Lucentでは、CyberCarrierの要求に合うソリューションを提供できるよう、相互運用性を検証するための研究所を世界各地に設置する。最初の研究所をニュージャージー州のベル研究所内に設置し、オランダのヒルヴァーシュム、ドイツのニュルンベルク、東京にも開設する予定。
(2000/6/6)
[Reported by etoh@nakajima-gumi.net]