■URL
http://www.mfeed.co.jp/press/000608.htm
コンテンツ配信サービスのインターネットマルチフィード株式会社は、6月14日よりコンテンツ配信を最適化する実験を実施する。期間は8月末までを予定。
このシステムは、マルチフィードの東京と大阪の拠点に同じコンテンツを置き(リアルタイムに複製)、ユーザーから近い側のサーバーに自動的にアクセスさせるというもの。今回の実験対象のコンテンツは、株式会社インプレスの「impress Watch」。ユーザーがimpress Watchのサーバー名である「www.watch.impress.co.jp」にアクセスしようとすると、マルチフィードに置かれたDNSサーバーがアクセス元から判断し、より近いほうの拠点のサーバー情報をユーザーのマシンに通知する。そのため、ユーザー側で特に何もしなくても最適なサーバーにアクセスできるという。
また、一方のサーバーの故障やトラフィックの混雑がある場合には、自動的に他のサーバーに振り分けるという機能も持つ。
マルチフィードではこの実験により、利用者のコンテンツ取得時間が短縮すること、高品質なコンテンツ配信が可能となること、安定的なサーバー運用が可能になることなどを検証する。また、商用サービス化も検討する。
(2000/6/13)
[Reported by masaka@impress.co.jp]