■URL
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/cn061300c.htm
http://www.microsoft.com/presspass/press/2000/Jun00/BluetoothPR.asp
米Intelと米Microsoftは13日、WindowsをネイティブでBluetooth対応にするべくロードマップを策定中であると発表した。対応時期は2001年前半を予定。
Bluetoothは主に携帯機器間で無線によって音声やデータを通信する規格で、周波数帯域は2.45GHz、カバー範囲は10m、転送レートは1Mbpsとされている。IrDAに性格は近いが、赤外線を使ったIrDAに比べ、機器どうしが向き合っている必要がない。そのため、携帯電話をカバンなどに入れたまま、コードなしで、ハンズフリーセットやPDA通信を使うといったことも可能になる。
MicrosoftはWindowsでのネイティブ対応が実現するためには2000年半ばから後半にかけて、開発・検証用にBluetooth対応ハードウェアが量産される必要があるとコメントしている。
このほかにもIntelは、PCにBluetooth機能を搭載するためのハードウェアやソフトウェアを開発中で、2000年後半にWindows 98/2000対応製品をリリースすると発表している。
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(2000/6/14)
[Reported by masaka@impress.co.jp]