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http://www.enicom.co.jp/news/news0615.html
伊藤忠テクノサイエンス株式会社(CTC)と新日鉄情報通信システム株式会社(ENICOM)、iPlanet E-コマース・ソリューションズ・ジャパンは、メールサーバーシステム「Sun Internet Mail Server」(SIMS)の販売ビジネスで協業したことを明らかにした。
すでに3社はこれまでにもSIMSの販売を個別に行なっているが、その経験をもとに役割分担することで販売規模を拡大するのが狙い。各社の役割分担は、iPlanetが製品提供、技術支援およびマス・マーケティング。CTCはネットワークおよびハードウェアのインテグレーション、ENICOMがコンサルティングや初期のセットアップサービスを担当する。ENICOMのソリューション事業部 基盤システムソリューション事業部長の及川氏は「3社の強みを生かして時代に合ったサービスをより早く提供する」と語った。
このシステムは500人~数千人規模程度の企業、ISPを対象にしたもの。SIMSとサーバーをセットにしたパッケージの販売「SIMSシステムパッケージ」は、500アカウント向け390万円~。システムのセットアップやメンテナンスなどの初期導入向け「SIMSスタートアップ・サービス」は80万円~。売り上げ目標は、パッケージとコンサルティングを合わせ、初年度に約30億円、次年度は約80億円。
なお、「Webメール導入サービス」とハードウェアの「リモート監視サービス」、「ホスティングサービス」も今夏のサービス開始に向けて準備中とのことだ。
(2000/6/14)
[Reported by junko@impress.co.jp]