■URL
http://www.eaccess.net/jp/info/nr000619.html
イー・アクセスは、@niftyやBIGLOBEなどのISPと共同で、DSLによるインターネットサービスの実証実験を開始した。イー・アクセスのDSLネットワークと各ISPのバックボーンネットワークを接続、イー・アクセスのDSL回線を足回りとした高速インターネット接続サービスをISPがユーザーに試験提供する。
実験に参加するのは上記2社のほか、FastNet、エクソダスコミュニケーションズ(GOL)、PSINetの5社。最終的には10社程度の参加を見込んでおり、まず試験サービスとして9月末まで提供した後、秋以降に本サービスに移行する予定だ。試験サービスの料金や提供エリアなど詳細はISPから追って発表され、モニターの募集も原則として各ISPが行なう。一足早くADSLサービスの試験提供をアナウンスした@niftyでは月額料金を7,000円に設定しており、各社も同程度で提供してくるものと思われる。
なお、イー・アクセスでは4月からユーザー向けに月額料金無料のADSLインターネット接続サービスを試験提供しているが、同社の主眼はあくまでもISPやASP向けのDSL回線貸し出し事業。ユーザー向けのサービスは試験終了とともに9月末で打ち切られ、現在のモニターユーザーは10月以降、各ISPから提供されるサービスに引き継がれることになる。
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(2000/6/20)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]