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http://www.3com.com/
米3Comは19日、電話線を利用してイーサネットベースのデータを10Mbpsで送受信するシステム「3Com Visitor and Community Network(VCN) System」を商品化したと発表した。
この技術は「Ethernet-over-VDSL」と呼ばれる新しいDSL技術を用いたもので、一般的な2芯式などの電話線を使ってビルなどで簡単にLANが構築できるという。このシステムは導入に手間がかからず、イーサネット設備の整ったマシンであれば、プラグを差し込むだけですぐにインターネットに接続することができるというメリットがある。
3Comでは、この技術を使ってホテルやオフィス、マンションの各部屋をLANで結んだ上でVCNサーバーからインターネットにブロードバンド接続することなどを利用方法として考えている。
(2000/6/20)
[Reported by taiga@scientist.com]