■URL
http://www.iqrom.com/pages/7.htm
http://www.iora.com/softcd/index.htm
スペインのiQrom Communicationsは20日、バルセロナで開催されているコンファレンス「Advanced Recordable Media 2000 Conference」において、インターネットを利用してCDに記録されている内容をアップデートするための新しいフォーマット「CD-U」を発表した。
このフォーマットは、CDでは650MB、DVD版では約4GBの容量を持ち、元のデータを新しいデータを比較して、差分だけをアップデートする方式。この差分をアップデートする技術は米iOra社の「SoftCD」を基にしたものだが、iOra社ではiQrom社に対して利用権を認めている。
世界中で毎月10万枚ものCDがアップデートのためだけに製造され、郵送されている。同社では、その必要がなくなれば年間200万ドルの節約になると試算している。
(2000/6/21)
[Reported by taiga@scientist.com]