■URL
http://www.olympus.co.jp/WhatsNew/Info/sweb.html
オリンパス光学工業は21日、Webページ上で音声によるコンテンツを簡単に聞けるようにするシステム「サウンドウェブ・システム」を実用化したと発表した。写真などをマウスオーバーするだけで、音声が再生されるようにしたのが特徴。
同社とオランダのフィリップス社、ドイツのグルンディッヒ社が共同開発した音声圧縮技術「DSS(Digital Speech Standard)」を利用。データをコンパクトにすることで、ファイルを開くまでのストレスを感じさせないようにした。DSSは、オリンパスのICレコーダーにも採用されており、これで録音した素材をWebに貼り付けることができる。なお、再生にはWWWブラウザー用のプラグイン「DSS Player」が必要となる。
サウンドウェブ・システムをWebサイトに導入することで、長文をテキストで表示する代わりに音声で読み上げるようにすることが可能になる。また、効果音なども加えた臨場感あふれるサイトを提供できるとして、オリンパスでは同システムを各種企業にライセンス供与していく考えだ。
(2000/6/22)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]