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http://www.goo.ne.jp/help/n_000623.html
インターネットによる投票なら、投票する回数はもっと増える──。現在あまり投票に行っていない人ほど、こういった意識を強く持っていることが、エヌ・ティ・ティエックスと三菱総合研究所が行なった調査で明らかになった。
両社は、共同運営するアンケートサイト「gooリサーチ」上で「インターネット投票に関するアンケート」を4月14日から27日まで実施。6,553人からの有効回答を得た。
これによると、まず、現在の投票行動について「必ず投票する」と「他に予定が無ければ行く」を選んだ人の合計が20代で45.2%、30代で59.0%、40代で70.9%、50代以上で80.8%と、年齢層が下がるほど投票に行く度合いが低くなった。また、「支持政党、候補者共になし」と答えた人も年齢層が下がるほど多くなった。一方、仮にネット投票が可能になった場合、「今までよりも投票する回数が増える」とした人が20代で83.0%、30代で79.0%、40代で79.1%、50代以上で70.8%と全年齢層で7割以上に。概ね、投票にあまり行かない無党派の低年齢層ほど、ネット投票が効果的であることを示している。実際、現在の投票度合いが低くなるほど、ネット投票によって投票回数が増えるとする人の割合が高くなるという。
このほか、選挙における投票以外のインターネット活用方法については、「候補者個人のホームページ上での公約や実績の掲示」を求める声が最も多かったという。
(2000/6/23)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]