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http://www.sharp.co.jp/sc/gaiyou/news/000627.html
シャープ株式会社は、メールの読みやすさやパソコンとの連携を強めた新“ザウルス アイゲッティ(MI-P10-S)”を7月14日より販売すると発表した。オープン価格だが、店頭販売価格は4万円前後になる見込み。
画面は、3.8型モノクロ16階調ハイコントラスト液晶を使用。重さは160g(フタ装着時)で、ザウルスシリーズでは最軽量となる。色は1色のみ。
液晶の表示は、メールやスケジュールなど、コンテンツにあわせて縦書き・横書きの表示設定が行なえる。また、ボタンひとつで文字が流れる“オートスクロール機能”が付いており、速度も自由に変えられる。改行位置の調整や、文字サイズの切り替えも可能。
今回パソコンとデータ交換をするためのクレードル「パソコン連携キット」(10,000円)も同時発売される。メールデータをパソコンと共有することができ、Outlook、OutlookExpress、Eudora Proに対応している。また、デジカメの画像やテキスト情報などの共有も簡単になる。
なお、コンパクトフラッシュのカードスロットは従来のアイゲッティと同様に「TYPEI」を使用しているため、NTTドコモのコンパクトフラッシュサイズPHS「P-in Comp@ct」は残念ながら利用できない。これについては、「今後対応できるように改良したい」としている。
また、別売りの「MP3プレイヤーキット」(17,000円)を使えば、アイゲッティでMP3が楽しめる。音楽を聴きながら、スケジュールの確認など通常どおりザウルスを利用することができる。
シャープでは、今回のアイゲッティの発売にあわせて、デジタル情報家電向けのインターネットサービス事業「シャープスペースタウン」に「ポストマガジンクラブ」を追加する。専用のMOREソフト「ポストマガジン作成ツール」を用いて、ザウルスで書いた「メモ」や「イラスト」などを手軽にメールマガジンとして発行することができる。
(2000/6/27)
[Reported by junko@impress.co.jp]