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【調査結果】

日本企業の英語サイト、つづりミスなどクオリティに問題

■URL
http://www.webworks-tokyo.com/html/report002.html

 日本企業の英語サイトで、つづりミスなどの英文の間違いがあるサイトが8割近く存在することが、ウェブワークスの行なった調査で明らかになった。

 ウェブワークスでは、英語ページを用意している日本企業のWebサイト114件を5月10日から6月13日にわたって調査した。最初にアクセスした5ページのみを対象に英文ミスの有無を確認したところ、89件(78%)のサイトで英文ミスが存在した。また、ブラウザーのエンコードを英語にした際に、スペースや特殊文字が文字化けしてしまうサイトも51件(45%)あったという。これらの問題は企業の規模や国際化とは関係なく起きているとしており、「英文Webサイトの構築/運営システムがまだ社内で完全には組織化されておらず、実際の運営がどちらかといえば個人の能力に任されて行なわれていることを示唆している」としている。このほか調査では、企業のWebサイトに必要とされる最新情報やIR情報の有無などについてもチェックしており、総じて「クオリティにはきわめて大きな問題があるといわざるを得ない」としている。

 ウェブワークスは、英語サイトの構築などを手がけるプロジェクトで、通訳サービスのサイマル・インターナショナル、パオ・コミュニケーションズなどが参加している。

(2000/7/4)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]


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