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■URL
http://www.crosshead.co.jp/
ITビジネスの技術開発を行なうクロス・ヘッド株式会社が、同社開発による新型Webサービス2種を発表、これを用いたASP事業を8月末より開始すると表明した。
今回発表したものはオンラインブックマークサービス「NetScooter」（ネットスクーター）と、Web自動巡回サービス「Tourum」（ツーラム）。「NetScooter」はユーザーがオンラインにブックマークを登録・公開し、他のユーザーと共有し、さまざまな切り口の検索を行なうことで、Webサイトの情報を効率よく見つけられるものだ。また「Tourum」は、希望のWebページを自分の希望通りに組み合わせ、次々と自動表示できるもので、企業のWebサイトのデモツアーなどに使える仕組みとなる。
同社ではどちらもASPとしてサービス提供していく予定で、「NetScooter」は大規模ポータルサイトやコミュニティに、「Tourum」は企業の広報用などに提供を予定している。
「NetScooter」とよく似たサービスに、先日日本での事業開始が発表された「blink」があるが、クロス・ヘッド社長の黒坪則之氏は「blinkは自らをポータルサイトとするサービスを行なっているが、ウチはあくまでのASPとして、他のサイトやコミュニティと提携したサービスを行なうもの。またblinkは昨年10月に米国で発表されたが、うちは'98年にすでに技術特許を申請しているので、こちらのほうが早いと言える」と述べていた。
同社は「NetScooter」と「Tourum」で、初年度4億3,000万円の売上げを目標としている。
(2000/7/6)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]