■URL
http://www.doubleclick.net/jp/
ネット広告配信ネットワークを運営するダブルクリック株式会社は7日、米NetGravity社の日本法人であるネットグラビティ・アジアパシフィック株式会社と10日付けで合併すると発表した。なお、両社の米国法人はすでに1999年10月に合併している。
合併後の資本金は2億5,740万円で、ダブルクリックが存続会社となる。出資比率は米DoubleClickとトランス・コスモスがそれぞれ37.06%、NTT東日本とエヌ・ティ・ティ・アドがそれぞれ11.89%、インプレスが2.1%となる。合併前は米DoubleClickの出資比率は10%だったが、100%子会社であるネットグラビティが合併したことで37.06%に拡大した。一方、合併前は53%を出資して筆頭株主だったトランス・コスモスの出資比率は37.06%に縮小した。
ネットグラビティは、バナー広告配信システムそのものを販売している会社で、製品としては「AdServer」がある。合併後、ダブルクリックでは同製品のライセンス事業も新たに展開していく。
◎関連記事
■ネット広告のDoubleClick、Netgravityを合併
(2000/7/10)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp / ymasa@wizvax.net]