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http://dynamic.sybase.com/press_releases/press_releases/ExternalItem/0,1099,37200,00.html
米Sybaseの子会社iAnywhere SolutionsとスウェーデンのEricssonは、モバイル端末向けバンキングサービスのソリューション開発を目指す「Developer Alliance Program」について提携した。
両社は、Ericssonの「Epoc」OS搭載のWAP携帯電話と、Sybaseの無線サーバー「iAnywhere Wireless Server」を使って、WAPに基にしたモバイル端末向けバンキングサービスやアプリケーションを共同開発する。また、Sybaseはスウェーデンに、このアプリケーション向けの試験センターを開設する予定。
現在のWAPアプリケーションでは、データを利用するためには無線ネットワークに接続した状態を維持する必要がある。SybaseとEricssonは、接続した状態でも切断した状態でも利用可能なソリューションを開発し、金融データを「常時利用可能」にするという。例えば、地下鉄で電波が途切れても、再び利用可能なエリアに入れば継続してサービスを利用可能になる。
両社は、モバイルインターネットや金融市場、無線通信における技術を統合し、このアプリケーションの普及を図るとしている。
(2000/7/11)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]