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http://www.kinzai.com/edu/info/lib/ip.html
http://www.kinzai.or.jp/
http://www.fpsoken.co.jp/
金融財政に関する知識の啓豪や普及などを目指し各種セミナーや教育プログラムを展開している社団法人金融財政事情研究会の総代理店である株式会社きんざいと、金融関連情報をインターネットを使って提供しているFP総研(金融コンサルティングビジネスのグローバル・ブレイン・グループ)が11日、投資教育の分野において総合的に展開することで業務提携を結んだことを明らかにした。
今後導入が予定されている確定拠出型年金制度(DC)など、金融サービスが一段と高度化していくことが見込まれるなか、金融商品の選択やアドバイスを的確に行なえる金融機関の販売員の育成は急務で、それを担う役割としてこれまでのフィナンシャル・プランナー(FP)などに加え「投資プランナー(Investment Planner、IP)」を新たに位置付けたという。このIPの養成プログラムを共同で開発する。
具体的なプログラムとしては、本年10月に通信教育による「投資プランナー養成講座」を開講する予定。この講座の製作、監修はFP総研が行なう。投資の基礎や関連する法令、ルール、商品知識、商品評価などが短期的に習得できるようなプログラムだとしている。
また、投資プランナー養成講座修了者に対しては、レベルの維持やスキルアップをサポートするため認定試験制度や認定者登録制度も確立していく。このほか、登録者を対象にWebサイトを通じた各種情報やレベルアップツールの提供も予定している。
受講対象者としては、FP2級レベルの金融渉外担当者、金融機関や企業のDC担当者、高度な運用知識の習得を希望する個人投資家、企業の財務担当者などとしており、FPやDCプランナー、証券アナリストなど既存の資格と合わせて取得することでより有効性をもつ資格だという。
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(2000/7/11)
[Reported by betsui@impress.co.jp]