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【調査結果】

ADSLモデムとケーブルモデムの市場は共に拡大
――米IDC調査

■URL
http://www.prnewswire.com/cgi-bin/stories.pl?ACCT=104&STORY=/www/story/07-11-2000/0001262269&EDATE=

 調査会社の米IDCは11日、半導体市場から見たADSLモデムとケーブルモデムの市場に関する調査結果を発表した。両者は共存し、一方の成功が他方を妨げることはないと予測している。

 同社アナリストのKimberly Funasaki氏は「ケーブルモデムは家庭市場を対象に、ADSLモデムはSOHO市場を対象にしており、一方の市場が消えることはないだろう」と分析する。

 現在、ケーブルモデム用半導体の出荷数がADSLモデムを上回っているが、2001年にはADSL用半導体の出荷数がケーブルモデム用を上回り、2004年までは成長率でもケーブルモデム用を上回ると予測している。ADSLモデムは年率67%で成長し、1999年の200万台弱から2004年には2,400万台強へと拡大する。一方、ケーブルモデムは年率58%で成長し、1999年の200万台強から2004年には約2,300万台へと拡大する見込み。

 また、ADSLやCATVといった広帯域接続市場の拡大により、ISDNやV.90モデムの市場が縮小する。さらに、ADSL市場では、スプリッターが不要で低価格なフルレートADSLが出現し、G.Lite市場が脅かされると予測している。

(2000/7/12)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp