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■URL
http://www.ewoman.co.jp/ (9月より)
http://www.unicul.com/ (ユニカルインターナショナル)
株式会社ユニカルインターナショナル社長・佐々木かをり氏は、13日女性向けコミュニティサイトの運営などを行なう新会社「イー・ウーマン」の設立を発表した。NTTドコモでiモードのプロデュースを手がけた松永真理氏と共に新たな女性向けコミュニティサイト「eWOMAN」を9月に開設する。社長は佐々木氏、松永氏はエディトリアルディレクターに就任する。
イー・ウーマンは、「女性が経済や社会とかかわる中で誇りを体験でき、情報の受け手から送り手になるように」との考えから設立。ビジネスモデルは(1)バナーなどの広告収入、(2)物販やサービスなどのEC事業、(3)商品開発や会員の意識調査などのマーケティング。初年度の売上目標は2億円。初年度は「広告収入が半分以上を占める」としながらも、「将来的にはマーケティングが半分以上を占める」とした。「eWOMAN」は「結婚、出産など女性にとって変化が多い時期である」(松永氏)25歳～35歳の働く女性がコアターゲット。初年度の会員目標は50万人。コンテンツはMoney&Work、Beauty&Entertainment、Life&Familyの3つの柱からなり11ジャンルからスタートする予定だが詳しいことはまだ未定。また、サービス開始に先立ち、ゴールドマン・サックス投信、JALカード、日本IBM、日本航空など11社と事業提携を結び、サイトの充実と積極的なマーケティング展開を行なう。
最近女性向けサイトが次々と誕生し、女性向けサイトとしては後発になるが、佐々木氏は「Web上で女性サイトの創刊ラッシュが起きているのはマーケットが動いている証拠」であるとし「女性コミュニティをより大きく共感できるものにしたい」と述べた。松永氏も「自分達はあくまで仕掛け人であるので環境作りに徹していきたい」と抱負を語った。
イー・ウーマンの資本金は6億7,190万円(7月13日現在）で出資元はベネッセコーポレーションとリクルートがいずれも18.7%、佐々木氏が13.4%、NTTコミュニケーションズとファンケルが9.3%となっている。
(2000/7/13)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]