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【業界動向】

国際新聞通信委員会、ニュース用言語「NewsML 1.0」を採択

■URL
http://www.iptc.org/

 世界のメディア企業50社以上が参加する「国際新聞通信委員会(IPTC)」は17日、スイスのジュネーブで開催された年次総会で、XMLベースの言語「NewsML 1.0」を採択することで合意した。

 NewsMLは、XMLをベースとする言語で、ニュース記事の中に異なる言語の文章を混在させたり、異なる形式の動画コンテンツを表示させたりといった、マルチメディアニュースの作成、配信を可能にする。ほかには、配信通知や著作権管理機能なども組み込まれている。

 IPTCは1999年10月、「IPTC2000」と呼ばれる計画を開始し、NewsMLの標準化に着手。IPTC2000では、ニュースの作成や配信、管理などが可能な、XMLをベースとする仕様の標準化を目指していた。

 現在、IPTCのWebサイトで、「NewsML 1.0(ベータ)」のデータ記述定義(DTD)や機能仕様、ドキュメントなどが公開されている。IPTCは2000年10月に開かれる会合で、同仕様を正式に認定する予定。

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(2000/7/18)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]


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