バロック時代の作曲家であるJ.S.バッハは、ベートーヴェンやブラームス、ヴァーグナーの名前と共にドイツ音楽の歴史を飾る代表的な作曲家。
今年の7月28日で没後250年になるそのバッハの生涯を各町のホームページを辿り一緒に旅をしてみませんか。
1685年3月21日、アイゼナッハの町楽師だったアンブロジウスを父に8人兄弟の末子として生まれたバッハは、7才になった1692年に、マルティン・ルターも通った聖ゲオルグ教会付属のラテン語学校に入学した。9才になったバッハは、母と父を相次いで失い、1695年オールドルフの教会オルガニストを務める長兄ヨハン・クリスティアンのところへ身を寄せ、再びラテン語学校に通いながら、クラヴィーア奏法の基礎を兄から学んだ。15才の誕生日が近いある日、バッハは友人と二人でリューネブルクに向かう。この北国のハンザ都市にある、聖ミヒャエル教会の朝課合唱隊に採用され、ミヒャエル学校に通うことが許されたのだ。バッハは、抜群の音楽的才能を発揮し、変声期後も通奏低音奏者として、また、副指揮者として重宝がられた。その後、ワイマール、アルンシュタット、ミュルハウゼンに滞在し、再びワイマールに戻ってきた時は、オルガン奏者としての名声は不動のものであった。そこで宮廷楽師長として数々の名作(カンタータ等)を残して、1717年にケーテンへ移ったバッハは、最後の土地ライプツィッヒの聖トマス教会のカントールに任命される1723年まで、幸福な日々を送ることになる。
・J.S.バッハの作品リスト
http://www.markus-hillenbrand.de/klassika/Komponisten/Bach/index.html
・バッハCDライブラリ
http://www2.gol.com/users/tamazawa/sublib.html
(2000/7/26)
[Reported by taoga]