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http://www.pcdataonline.com/press/pcdo072700a.asp
米PC Data Onlineは27日、インターネットを介した音楽の交換サービスに関する意識調査の結果を発表した。調査は、家庭からのインターネット利用者1,560人を対象に、7月21日~26日に実施されたもの。その結果「Napsterのようなサービスを著作権保護のために停止すべき」という、米レコード協会(RIAA)の訴えに賛成したのはわずか16%で、45%は「反対」、39%は無回答だった。
レコード業界が音楽の無料交換サービスを取締まることについて、回答者の57%以上は「現実的ではない」と考えている。また、インターネット上で音楽を無料で入手することについて、約50%は「海賊行為であり違法であるため反対する」と回答。23%は「違法と認識しているものの賛成」、30%は無回答となっている。
また、25%は、裁判所が違法だと判断をくだしても、Napsterのような無料の音楽交換サービスを引き続き利用すると回答。約60%は、Napsterは音楽へのアクセスを提供することによって、ユーザーの音楽購買を促進し音楽業界を支援しているという意見に賛成しており、反対したのは約14%に過ぎなかった。
(2000/7/31)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]