■URL
http://www.macromill.com/
株式会社マクロミル・ドット・コムは10日、セルフサービス型の市場調査サービス「macromill.com」を開始した。
顧客はまず、macromill.comサイト上で質問票を設計する。質問票はIT系製品やホームページ利用など約70種類が用意され、1,000以上の質問がデータベース化されている。顧客が質問票を作成すると、登録されたモニター(ミルメンバー)の中から年齢や性別、職業などにより絞りこみ、リサーチ依頼メールを自動発送し、調査を開始する。希望したサンプル数に達すると調査が終了し、単純集計およびモニタの属性によるクロス集計がWeb上の「myページ」からダウンロードできるようになる。調査の途中結果もWeb上でリアルタイムに確認できる。なお、ミルメンバーはインターネット上で募集し、約3万人が登録されているという。
調査商品は、3営業日目の15時までに結果を納品する「Quick Mill」、翌営業日の13時までに結果を納品する「SuperQuick Mill」、ミルメンバーを使わずにオープン形式で調査(最大30日)する「Open Mill」の3品目。Quick Millが10問/300サンプル(10万円)~40問/1,000サンプル(90万円)、SuperQuick Millが10問/300サンプル(13万円)~40問/300サンプル(52万円)、Open Millが10問/50,000サンプル(5万円)から40問/50,000サンプル(20万円)。
なお、マクロミルでは、インターネット業界をエンドユーザーの視点から観測した定点調査レポート「macromill-REPORT」を発行、販売していく。「検索エンジン」「金融」「オークション」など関心を集める分野にスポットを宛て、年2~4回レポートする。第1弾として、「検索エンジンサイト業界定点調査レポート」を8月4日に発行し、ダイジェストがWeb上に掲載されている。
(2000/8/11)
[Reported by masaka@impress.co.jp]