【新サービス】

サイバーソース、仮想店舗向け複合ASPサービスを開始

■URL
http://www.cybersource.com/japan/press/2000/00110701.html (リリース)

 米CyberSource社および丸紅株式会社、トランス・コスモス株式会社の合弁会社であるサイバーソース株式会社は、仮想店舗のバックオフィス向け複合ASPサービスを開始した。

 具体的には、クレジット決済代行サービスやクレジットカード不正取引チェックのほか、コンテンツのダウンロード支援などの機能をASPで提供する。最大の特徴は、単品ツールの集合体となっているため組み合わせが自由にできる点だ。あとでサービスを別途追加導入することもできるなどストアフロントの有為性を崩さずに導入することが可能となる。料金は、初回が10万円、月額メンテナンス料が2万円で、1取引当たり60円を加算する従量制となっている。なお、2001年には電子商品券サービス、フルフィルメントメッセージングも開始する予定だ。

 ASPサービスの利用は、各機能のAPIを仮想店舗のサーバーに組み込むだけと簡単だ。また、多数のプラットフォームおよび開発環境に対応しているため「ビジネスロジックへの制約が少ない」(サイバーソース・鍋島正篤社長)という。

 本事業について鍋島社長は、決済や物流などオンラインショップの運営の基幹システムには、専門的な技術が必要であるほか、多大なコストもかかるため、バックオフィス部分をアウトソースすることで「オンラインビジネスの早期立ち上げが可能となる」として期待を寄せている。

(2000/11/7)

[Reported by moriyama@impress.co.jp]


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