【新製品】

米WatchGuard、3ステップでVPNを確立できるソフトウェア発表

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http://www.watchguard.com/press/wg136.asp
http://www.watchguard.com/press/wg135.asp

 米WatchGuard Technologies社は8日、VPN接続のセットアップが3ステップでできるソフトウェア「VPN Manager 2.0」を発表した。出荷は第4四半期を予定。ライセンス価格は17万5,000円~。

 VPN Manager 2.0は複数サイトのIPSec VPNトンネルのセットアップ、管理および監視を自動化するものだ。利用するには専用ハードウェア「Firebox」が必要。VPNトンネルの作成は3ステップを踏むだけと簡易化されている。まず、「Firebox」のアイコンをクリック、次にVPNトンネルに設定するセキュリティレベルを選択し、最後にその設定情報を各Fireboxに送信するだけだ。各Fireboxの設定情報は自動的に登録され、その終了と同時にVPNトンネルが起動される。また、セキュリティ管理者のためにリアルタイムのトンネル監視機能で管理するタスクも簡素化している。WatchGuard社の即時対応チームディレクターSteve Fallin氏は「複雑な過程を省くことでファイアウォール管理との連動性をとって、誤設定が生じるリスク全般を軽減する」としている。

 また、セキュリティのアップデートと関連情報を提供する購読ベースのサービスのバージョンアップ版「WatchGuard LiveSecurityサービス・バージョンII」も同時に発表した。このサービスは、同社製品ユーザーなどを対象に提供しているもの。今回の拡充により、セキュリティ情報のコンテンツと配信方法のカスタマイズが可能となった。なおセールスパートナーに対しては、ユーザーのLiveSecurity購読更新の状況追跡を支援するオンデマンドレポートを提供する。

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(2000/11/8)

[Reported by moriyama@impress.co.jp]


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