韓国発の新型インターネットカフェ「Necca」がオープン

■URL
http://www.interpia.ne.jp

店内のネットワークゲームコーナー

　株式会社インターピアは、渋谷にインターネットカフェ「Necca　渋谷店」を開設した。

　「Necca」は韓国流のインターネットカフェ“PCバン”をモデルとした、新しい形のインターネットカフェ。PCバンはネットワークゲームのプレイ場所提供をメインに成長したもので、現在韓国に1万7,000店が存在するという。「Necca」では、高速回線でネットワークゲームやインターネット電話が快適に使用できる環境を提供。オープンな環境でインターネットを使える場を目指すほか、ネットワークゲーム大会などオンラインとオフラインをつなぐ役割も担っていく。今回開設したのはその日本第1号店となる。

スポーツゲームではこんなコントローラーも楽しめる

「Necca」は、広い店舗で高スペックの環境を提供する点も特徴だ。回線はNTTコミュニケーションズの専用線、および東京めたりっくのSDSLを利用しており、回線速度は合計約10Mbps。PCはPentiumIIIの866MHz、メモリ128M、ハードディスク20GBを計80台設置している。利用は最初に会員登録(200円・1時間分の利用料を含む)を行ない、PCを使った時間だけ課金されるシステムだ。友人などと2人で1つのPCを使う場合、課金は1台分とお得に利用できる。店内はネットワークゲームエリアや2人で座れるプライベートエリア、持参のノートPCで回線だけ使えるモバイルエリアなど多彩な形態に分かれ、利用する際の自由度を高めている。

　インターピアは「Necca」を2003年までに国内500店舗への拡大する予定という。また同社はイー・サムスンジャパン、コンパックコンピュータ、住友商事などから出資および提携を受けており、今後通信キャリアやゲーム企業とも提携したサービスを行なっていく方向だ。

(2000/12/4)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]