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■URL
http://www.surame.com/ (Surame)
http://www.exe-com.com/ (エグゼコミュニケーションズ)
株式会社エグゼコミュニケーションズは、Web上で常に最新情報のアドレス帳が保てるコミュニケーションサービス「Surame(スラメ)」の提供を開始した。利用には無料会員登録が必要。
Surameは「インターネットアドレス帳」と「インターネット名刺交換」の2つを融合した人脈管理ツールだ。ユーザーが持つ個人データを登録し、名刺交換のようにSurameIDを交換することで、互いの個人情報が交換できるしくみだ。利用するには、まず会員登録を行なう。登録すると、SurameIDが発行され、ユーザーはプロフィールカードを作成できるようになる。プロフィールカードには住所や電話番号などの基本情報だけでなく、会社情報や学校情報、好きな食べ物やコメントなどのフリー情報を記入する。なお、入力した情報は「友達のカード」には携帯電話番号とメールアドレス、「ビジネスのカード」には会社情報だけ、「ひみつのカード」にはフリー情報満載というように人によって別の情報を渡すことが可能だ。プロフィールカードの交換は、アドレス帳のページで相手のSurameIDを入力し、自分のプロフィールカードを送る。すると、相手にカードの交換依頼が届き、相手のカードが返送され次第、プロフィールが見られるようになる。つまり他のユーザーの情報はプロフィールカードをもらわないと見られない仕組みなので、自分の知らない人に個人情報を見られたくない女性にとってはうれしいシステムといえる。
Surameの特徴は、データを同社のサーバーで管理しているため、個人情報を更新すると相手のアドレス帳も自動更新される点だ。例えば引越しの際、住所などのプロフィールをSurameデータベースで書き換えると、プロフィールカードを交換しているメンバーに「○○さんの情報が変わりました」と更新通知が送られ、相手のデータベースに新情報として自動的に更新される。また、1回につき250文字まで送れるショートメッセージ機能「スラメッセージ」、一度に複数名へメッセージを送る「一括スラメッセージ」機能などもあり、コミュニケーションツールとしても活用できる。
なお、エグゼコミュニケーションズでは「個人と個人」の情報管理ツールだけでなく、半年後をめどに、企業の顧客管理など名簿データベースのASPサービスを提供する。既存の個人向けサービスの機能に加えて、ユーザーのSurameのIDを利用して会員情報を一元管理できる機能を提供する。価格は1ユーザーID毎の料金+初期費用+管理費用。
(2000/12/6)
[Reported by moriyama@impress.co.jp]