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■URL
http://www.netzero.com/about_us/20001207patent.html
米無料ISP大手のNetZeroは7日、インターネット接続サービスを広告表示によって無料とする方法について、米国特許(特許番号:6,157,946)を取得したと発表した。この特許は、ブラウザーと分離したウィンドウやツールバーに広告を表示する方法に関するもの。
同社の無料インターネット接続サービスには、現在、北米の5,000以上の都市に住む約570万人が加入している。これらの会員に対象を絞ったオンライン広告やスポンサーのチャンネルを配信するシステムとして、「zCast」システムが使用されている。同社は、今回取得した特許のほか、会員に広告を配信する方法について、50件以上の特許を申請中だという。
今回の特許取得について、同社のMark R. Goldston会長兼CEOは「当社は広告配信による無料インターネット接続サービスのパイオニア。ユーザーの画面上への広告配信は、当社のビジネスモデルの中核要素だ」とアピール。さらに「この特許は、多くの競合他社の広告配信方法に使われており、当社に競争面での優位性をもたらす」と語っている。
(2000/12/8)
[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]